1997-05-21 第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
新村出先生の広辞苑、「理念」というのを見ると、「プラトンのイデアに由来し、」と最初は哲学の話が書いてあるのですが、二番目に「俗に、事業・計画などの根底にある根本的な考え方。」と書いてある。考え方なのですよ。考え方が物価安定だというのは、目的が物価安定だというよりも弱いのじゃないですか。目的と考え方、これはどっちが強いですか。これは日本語の常識からいったら、理念というのは考え方なのですよ。
新村出先生の広辞苑、「理念」というのを見ると、「プラトンのイデアに由来し、」と最初は哲学の話が書いてあるのですが、二番目に「俗に、事業・計画などの根底にある根本的な考え方。」と書いてある。考え方なのですよ。考え方が物価安定だというのは、目的が物価安定だというよりも弱いのじゃないですか。目的と考え方、これはどっちが強いですか。これは日本語の常識からいったら、理念というのは考え方なのですよ。
○政府委員(横瀬庄次君) 先生、今お話しのとおり、文化庁がそういうことについて所管しているということではございませんけれども、国語の関係でいろいろ行政的にも接しておりますので、例えば代表的なものと考えられます広辞苑とかあるいは日本国語大辞典というものについて申し上げますと、広辞苑の編者は、これは京大の名誉教授でございました新村出先生が編者でございます。
これは私、新村出編という広辞苑で「習得」と「付与」というのを調べてみましたが、「習得」というのは習って会得すること、習って覚えてしまうことですね。「付与」というのはただ与えただけであって、習得したかしないか、身についたかつかないかということは関係ないのですね。
たいへん学識豊かな大臣にこんな注釈をして失礼でございますけれども、これは「老子」の第七十三、新村出先生は、「天の法網は広大で目があらいようだが、悪人は漏らさずこれを捕縛する。即ち天道は厳正で悪事には早晩必ず悪報があるという意。」こういうふうに書いてあります。
ブレザーコートには明らかにニッポンとしるしてあるようでございますから、事オリンピックに関する限りはニッポンと呼ぶのではないか、こういうふうに私は了解したわけで、私の心配はオリンピックに関する限りはちょっと吹っ飛んだような形でございますが、一週間ばかり前に、日本の国号の呼び方について、つまりニッポンと呼ぶかニホンと呼ぶか、どっちで呼んでいいか、それを疑問にしているから申し上げるのですが、京都大学名誉教授の新村出先生
新村出氏の辞苑で「ほか」というのを引いてみたのですが、それによると、何々を除くという意味が「ほか」だというようなふうに書いてある。「除くほか」というこの場合の「ほか」は、除くということを除くということになる。これは、なぜこんなことが書いてあるか。
関西大学々長岩崎卯一君、東京都立日比谷図書館長中田邦造君、京都府立図書館長西村精一君、大阪府立図書館長猪股英夫君、奈良縣天理図書館長富永牧太君、政治経済研究所、調査研究機関労働組合協議会、全日本産業別労働組合会議幹事会、日本民主々義文化連盟朝日新聞調査部長阪本泉君、讀賣新聞論説委員室、東京民報論説委員室、日本図書館協会理事長衛藤利夫君、日本統計研究所理事西澤基一君日本出版協会会長石井満君、それから新村出博士